XNR400 Cメルトフローレート測定器
一、用途:
XNR 400 C溶融物流動速度計はGB/T 3682熱可塑性プラスチック溶融物質量流動速度と溶融体体積流動速度の測定基準に符合し、熱可塑性高重合体の高温下での流動性を測定するために用いられ、例えば:ポリエチレンPE、ポリプロピレンPP、樹脂ABS、ポリカーボネートPC、ナイロンPA 6などの多種プラスチック原料の溶融指数の測定に用いられる。この製品はプラスチック原料生産工場、プラスチック製品工場、石油化学工業会社などの業界及び関連大学、科学研究院所と品質検査などの部門に広く応用されている。
二、特徴:
この機器はPLC制御、5インチタッチスクリーンによる中国語漢字表示、タッチ操作を採用している。自動温度制御、自動材料切断、リアルタイムで各段の試験曲線を表示することができ、「時制御材料切断、変位材料切断」の2種類の材料切断運転方式に分けられる。「時制御材料切断」は材料切断周期を入力した後、試験システムの自動材料切断を起動し、試験終了後に自動的に結果画面に変換し、体積法の結果を表示し、有効段の総材料重量を入力するだけで、システムは品質法の結果と溶融密度を自動的に計算する、「変位切片」は切片端数を入力してから試験システムの自動切片を起動し、試験終了後に自動的に結果画面に変換して体積法結果を表示し、それぞれ各有効段の材料重量を入力し、システムは品質法結果と溶融密度を自動的に計算する。
三、動作原理
XNR 400 C溶融物流動速度計はプラスチック押出装置である。所定の温度条件下で、高温加熱炉を用いて被測定物を溶融状態にする。この溶融状態の被測定物は、所定の荷重下で一定径の小孔を介して押出試験を行った。プラスチック生産において、高分子材料の溶融状態における流動性、粘度などの物理的性質を表すために、溶融指数がよく用いられる。溶融質量流動速度とは、押出された各段の試料の平均重量を10分間換算した押出量をいう。
三、試験パラメータ
1. 温度制御範囲:室温-400℃
2. 温度制御精度:±O.5℃以内
3. 温度分解能:0.1
4. 測定範囲:O.1-1500 g/10 min(MFR)
O.1-3000cm3/10min(MVR)
5. 計時精度:O.0 lS
6. 分銅:7級全負荷
7.材料切断方式:自動、時間制御
8.ダイ:材質は炭化タングステンΦ2.095 mm
9.電力:450 W
10.電源:AC 220 V、50 Hz