一、概要
XMCパルス袋式除塵器は当社がドイツに90年代の技術水準を持つ高効率除塵器を導入して吸収し、そして中国の特徴を結合して、開発した新型除塵器である。この除塵器は高圧(0.5 ~ 0.4 MPa)大流量パルス弁を用いてフィルターバッグごとに灰を吹き付ける技術である。大量の超微細粉塵(粒子:5μm、含有量:70%以上)のガス中、高濃度(1300 g/m 3 n)のガス中から、99.9%以上の粉塵を収集することができる。1997年末に省レベルの鑑定を通過し、この除塵器は国内トップレベルを有し、その主要技術は国内初のものである。現在、国家の新しい環境保護基準条件の下で、セメント工場の粉塵対策に広く用いられるだけでなく、非金属鉱微細粉深加工分野にも広く用いられ、電力、化学工業、冶金、鉄鋼などの業界にも比較的に良い応用の見通しがある。
二、XMCパルス袋式除塵器の構造と動作原理
1、パルススプレー袋集塵機構造
このデバイスには主に次の部分があります。
(1)箱体:袋室、予収塵室、浄気室、多孔板、ろ過袋、ろ過袋骨格を含む。箱体設計耐圧9000 Pa。
(2)噴霧システム:主気管、噴霧管、脂肪衝突弁、制御器を含む。
(3)灰斗及び排灰部分には2つの形式がある:1つは灰斗が直接灰除去弁に接続され、もう1つは灰斗が輸送設備を通じて灰除去と接続される。
2、ダスト含有ガスはダスト除去器の拡大した灰皿に入って予収し、導流板を通じて各フィルター袋の間に配置され、粉塵はフィルター袋の表面に滞留し、設備抵抗が1200 Paを超えないように、高圧ガスは電磁脂肪衝突弁を通じて脈噴を発生し、バッグ内の圧縮空気(0.5 ~ 0.7 MPa)をスプレーパイプの孔から噴出(一次風と呼ぶ)して文氏管を通じて数倍一次風の周囲空気(二次風と呼ぶ)を誘導してフィルター袋に入ってフィルター袋を瞬間的に急激に膨張させ、そして気流の逆作用に伴って粉塵を振り落とし、灰を除去する目的を達成する。マイコン自動制御装置を用いて、塵埃濃度に応じて塵埃除去周期とパルス噴射時間を任意に調整し、塵埃除去器を一定の抵抗範囲内で行う。
三、XMCパルス袋式除塵器の選定
1、型番説明
この単機には60-2、60-3、60-4、60-5、60-6、70-5、70-6、70-7、70-8の9種類の規格がある。2、タイプ選択パラメータ及びタイプ選択原則
(1)集塵機の選定の主な技術パラメータは風量、ガス温度、含塵濃度と湿度である。技術設計の風量、ガス温度、含塵濃度の最高値に基づいて、技術性能表の数値よりやや小さいことを原則として、その対応する除塵器型番、つまり必要な除塵器型番であり、採用する濾材は入口濃度、ガス温度、湿潤含有量に基づいて確定する。
(2)表中のガス消費量は工場集中給気時のものであり、空圧機を単独で使用する場合、表中のガス消費量は1.5倍に拡大する。
(3)圧縮空気消費量欄において、提案された消費ガス量は当該型式設備の最大消費ガス量である。
3、設備の外形と基礎は図面を参照して、当社はまたユーザーの場所の状況によってユーザーの要求に合う外形の除塵器を設計することができる。