ヤシ殻活性炭は東南アジアの良質なヤシ殻を原料とし、先進的な生産技術を採用し、炭化、活性化、精製加工を経てなる。本製品は黒色不定形顆粒で、無毒無味、空隙構造が発達し、比表面積が大きく、吸着能力が強く、強度が高いなどの特徴があり、各種水の浄化処理、金抽出、触媒及びその担体、フィルター、魚類養殖、溶媒回収、空気浄化及び精製脱色、味の素、クエン酸、酒類の脱色及び精製などの分野に広く応用されている。
ヤシ殻活性炭の作用
1.気相吸着には粒子活性炭がよく使用され、通常は活性炭層を通して気流を吸着させる。吸着装置中の活性炭層が位置する状態によって、吸着層は固定層、移動層、流動層のいくつかの種類がある。しかし、電気氷霜や自動車内の脱臭器のような小型吸着器では、ガスの対流と拡散によって吸着される。粒子活性炭のほかに、活性炭繊維と活性炭成形物も気相吸着においてますます広く応用されている。
2.計器室、空調室、地下室及び海底施設中の空気は、外部汚染又は密閉環境中の人の活動の影響を受けるため、常に体臭、喫煙臭、調理臭、油、有機及び無機硫化物、腐食性成分などを含み、精密計器の腐食又は人体の健康に影響を与える。活性炭で浄化し、不純物成分を除去することができる。
3.化学工場、皮革工場、塗装工場及び各種有機溶剤を用いた工程から排出されるガスには、各種有機溶剤、無機及び有機硫化物、炭化水素類、塩素ガス、油、水銀及びその他の環境に有害な成分が含まれており、活性炭で吸着してから排出することができる。原子力施設から排出されるガスには、放射性クリプトン、キセノン、ヨウ素などが含まれており、活性炭で吸着してきれいにしてから排出しなければならない。石炭、重油が燃焼して生成されるガスには、二酸化硫黄及び化物が含まれており、これらは大気を汚染し、酸性雨を形成する有害成分であり、活性炭で吸着除去することもできる。