製品の詳細：

作業方法：脱水機のスタックスクリュー本体は、固定リングと遊動リングとが互いに積層され、そこに螺旋軸が貫通して形成された濾過装置であり、濃縮と脱水を一体化し、前段が濃縮部、後段が脱水部である。各遊動リングは2つの固定リングの中間に嵌め込まれ、間に形成された濾過継ぎ目と螺旋軸のピッチは濃縮部から脱水部まで徐々に小さくなっている。固定リング、遊動リングの内径は螺旋軸の螺旋径と同じで、運転中にほとんど摩耗がないことを保証した、脱水部の終端には背圧板があり内圧が発生する。

スタックスクリュー本体は傾斜取り付けを採用し、脱水部は高位にあり、濃縮脱水過程全体に重力の作用がある。螺旋軸の回転は遊動環を円周運動に駆動し、固定環と遊動環からなる濾過構造は運動の状態にあり、詰まりにくい。ろ過継ぎ目から水が流出し、自己洗浄の機能を果たし、汚泥はスクリュー軸によって絶えず前進した。汚泥は濃縮部が重力濃縮と比較的小さな圧力押出を経た後、脱水部に輸送され、前進する過程でろ過目地、ピッチの減少に伴い、汚泥の濃度は絶えず大きくなり、背圧板の遮断作用の下で、極めて大きな内圧が発生し、汚泥に含まれるの少量の水分が絞り出され、最後には泥餅になった。

新しい汚泥脱水技術の特徴

1.他の脱水機と異なり、積層式汚泥脱水機は濃縮機を備えた脱水機形態であり、流入汚泥が2000～5000 mg/Lの低濃度の場合にも脱水することができる、

2.伸縮弁を操作し、流出量を調節し、濃縮濃度3%で汚泥濃度を調節できる、

3.脱水機に流入する前に濃縮機で高濃縮を行った後、汚泥脱水機に移送するため、含水率及び処理量増大効果がある

4.遠心脱水機の回転速度3000 rpmに比べ、回転速度2 rpm程度で低速回転し、騒音が非常に低く、しかも振動がほとんどない、

5.20 m3/hrを基準とし、他社の遠心脱水機の動力は37 kw程度であるが、濃縮機結合多重ディスク脱水機は3 kw程度であり、1/10の省電力効果がある、

6.既存の脱水機と異なり、曝気槽が活性汚泥を直接除去するため、濃縮槽、潜流槽で発生する悪臭問題を解決でき、濃縮槽及び潜流槽の建設費用を節約できる