SQ-80/SQ-100金相試料切断機の概要:
本機は各種の金属、非金属材料の試料を切断して、材料の金相、岩相組織を観察するのに適している。本機には冷却装置が付いており、配置された冷却液を使用すると切断時に発生した熱を持ち去ることができ、試料が過熱して試料組織をやけどするのを避けることができる。同機は使いやすく、安全で信頼性が高い。
適用範囲:
SQ-80/SQ-100金相試料切断機は工場、科学研究機関及び短大の実験室で試料を作るために必要な設備の一つである
主な技術指標:
1.電源:三相四線(380 V、50 HZ)
2.主軸回転数:2800回転/分
3.砥石片仕様:250×1.2×32 mm
4.最大切断直径:80 mm
5.電動機:Y 2-100 l-23.0 KW
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我が国の金相試料切断機の発展状況
現在、金相切断機の形式は多様で、各種の半自動化、自動化製品は各種の規模にあり、各種のタイプの企業実験室は広く応用され、操作者の仕事量を減少させ、サンプル製造効率を向上させた。マイクロプロセッサを基礎とする各種試料製造装置は金相製造の先進技術を代表し、電気機械結合、ソフトハードウェア結合及び相補、フレキシブル切断機能の増加などの方式で伝統的な金相試料製造装置を改造し、手作業では実現しにくい高精度、高性能、再現性の良い金相試料を得る。
我が国の金相試料切断機の研究開発は数十年の歴史を持っているが、そしてすでに一定の成績を得ており、我が国の金相試料製造技術の発展を制約する要素は主に以下のいくつかの方面がある:
1、我が国はまだ金相試料の切断実験方法と基準、及び品質の試験指標と試験条件を制定していない。各生産開発単位の多くは、自身の実際の検査経験に基づいて金相サンプル製造設備を試験測定している。
2、金相の知識と機械設計とその自動制御を理解する総合的な人材が不足し、これは知らず知らずのうちに我が国の金相サンプリング設備の研究と開発の難度を増加させた。
3、冶金、機械、自動車、トラクター、兵器、宇宙航空、軸受、工具などの製造業界で必要な金属材料のタイプが多様化しており、各種金属材料の物理、化学などの性能が異なるため、金相試料切断機は試験パラメータを測定し、最適性能指標を確定するなどの面で非常に難しい。
4、国内の金相試料切断機を生産するメーカーは価格と販路などの要素を考慮して、ハイエンド製品への投資が少ない。