詳細な説明
粉体乾燥機装置は、材料の最終水分含量が1%未満である材料乾燥に特に適している。ケーキ、シート、繊維、パルプ、ペースト、結晶水含有材料、感熱性、触変形材料などの各種粉体材料に広く適用されている。熱エネルギーの利用率が高く、ランニングコストが低い。構造がコンパクトで、敷地面積が小さい。
動作原理
粉体乾燥機の上部熱風温度が700-800℃に達した状態で、材料はコンベアによってフィード口から供給され、重力の作用でインターセプタによって連続的に均一に滑り落ちた。熱ガスは尾部熱風炉から生成され、前から後ろへ移動し、材料と接触し、熱伝導、対流、放射などの様々な方法で熱を材料に伝達し、それによって材料の温度が絶えず上昇し、水分が絶えず蒸発される。最終的に水分要求に合致した材料は、内外筒間の乾燥ゾーンの末端の排出口から除去される。
材料は粉体乾燥機内を流動する過程で、比較的乾燥しにくい粗材料はスライダ皿、材料撒きテーパに沿って曲線運動を行い、細粒子は内外乾燥筒間のスライダ皿または材料撒きテーパの孔内から流動することができる。このように粗材と熱ガスとの接触時間は細粒子より長く、これによって材料乾燥の水分の均一性が保証される。
主な技術特徴
(1)設備技術の含有量が高く、旋回流、流動化、噴霧及び粉砕分級技術を有機的に結合した。
(2)生産能力が大きく、乾燥強度が高い。材料は遠心分離、せん断、衝突、摩擦を受けて微粒化されて高度分散状態と固体ガスの2相間の相対速度が大きく、物質移動熱伝達を強化し、高効率、高速、小設備、大生産を達成した。
(3)粘性壁とコークス変色現象がない。乾燥ガスが乾燥機の底部に入り、強い回転気流が発生し、器壁上の材料に強い洗浄テープが作用し、粘壁現象を解消する。乾燥機の底部の高温域では、感熱性材料は熱表面と直接接触せず、特殊な装置を設置し、感熱性材料のコークス変色問題を解決した。
(4)乾燥過程の伝熱物質移動時間が短く、乾燥室内の周方向風速が高いため、材料の滞留時間が短く、熱損失が少なく、熱効率が70%以上である。
当社が生産した粉体乾燥機は主に化学工業、軽工業、染色、製薬などの業界の膏状材料、濾過ケーキ、湿性結晶体材料の乾燥、および水や溶媒に不溶な、非晶質または結晶状微粒子を含む低粘性スラッジ、ペースト、濾過ケーキと半乾燥粉末の乾燥に用いられる。熱エネルギーの利用率が高く、ランニングコストが低い。構造がコンパクトで、敷地面積が小さい。粉体乾燥機は主に筒体装置、前後車輪装置、入出物装置、伝動装置と歯車カバーなどの部品から構成されている。
乾燥機の主な技術パラメータ
モデル
(mm)
|
傾斜度
(%)
|
かいてんそくど
(r/min)
|
しんこうおんど
(℃)
|
しゅつりょく
(kw)
|
生産能力
(t/h)
|
じゅうりょう
(t)
|
Ф600x6000
|
3-5
|
3-8
|
≤700
|
3
|
0.5-1.5
|
2.9
|
Ф800x8000
|
3-5
|
3-8
|
≤700
|
4
|
0.8-2.0
|
3.5
|
Ф800x10000
|
3-5
|
3-8
|
≤700
|
4
|
0.8-2.5
|
4.5
|
Ф1000x10000
|
3-5
|
3-8
|
≤700
|
5.5
|
1.0-3.5
|
5.6
|
Ф1200x10000
|
3-5
|
3-8
|
≤700
|
7.5
|
1.8-5
|
14.5
|
Ф1200x12000
|
3-5
|
3-8
|
≤700
|
11
|
2-6
|
14.8
|
Ф1500x12000
|
3-5
|
2-6
|
≤800
|
15
|
3.5-9
|
17.8
|
Ф1800x12000
|
3-5
|
2-6
|
≤800
|
18
|
5-12
|
25
|
Ф2200x12000
|
3-5
|
1.5-6
|
≤800
|
18.5
|
6-15
|
33
|
Ф2200x18000
|
3-5
|
1.5-6
|
≤800
|
22
|
10-18
|
53.8
|
Ф2200x20000
|
3-5
|
1.5-6
|
≤800
|
30
|
12-20
|
56
|
Ф2400x20000
|
3-5
|
1.5-5
|
≤800
|
37
|
18-30
|
60
|
Ф3000x20000
|
3-5
|
1.5-5
|
≤800
|
55
|
25-35
|
78
|
Ф3000x25000
|
3-5
|
1.5-5
|
≤800
|
75
|
32-40
|
104.9
|