顕微鏡制振台-精密防振プラットフォーム-共焦点顕微鏡制振プラットフォーム製品の説明：

顕微鏡制振台-精密防振プラットフォーム-共焦点顕微鏡制振プラットフォームATMシリーズは日本HERZ社が開発した顕微鏡用空気ばね式制振台で、設計は使いやすさを重視し、手すりとキャスターを備え、顕微鏡操作と室内移動を便利にし、また軽量高剛性鋼製ハニカムパネルを採用し、M 6-25 mm XYマトリックスねじ穴を備え、各種設備と光学部品を容易に固定することができる。

動作原理：

測定や製造設備が取り付けられた床は多かれ少なかれ振動する。これらの振動がデバイスに悪影響を与える場合、最も効果的な解決策は、デバイスに最適な条件を作成するために防振台（制振台）を使用することです。

受動防振台は、入力された振動を吸収し、振動エネルギーを消費して防振するために、その独特の柔らかい動き、移動しやすい形状と適切な重量で吸収します。したがって、防振ゴムや空気ばねのような柔軟な材料、および柔軟に移動できる部品は、受動防振台の重要な要素である。受動防振台は、ばね強度を変更したり、ばねの数を増やしたりすることで、数十トンの装置を支持することができる。

防振支持体（ばね上）の総重量Mに対して、空気ばね式防振台は、静荷重下の「ばね圧力受圧面積S」、「ばね内部圧力P」と「ばね数N（支持体の数）」を乗算した総数値をバランスさせることを目的としている。動的負荷状況（M重心の移動による不平衡状態）が発生した場合、可変負荷成分（ΔM）は機械バルブによって自動的に補正されるか、閉鎖バルブによって手動で補正されて内部圧力を補正する。空気ばね式防振台は、ばね材料の粘性抵抗と閉塞圧力の空気（ガス）抵抗を損失係数として使用し、防振効果を改善するために、空気ばね内部容積（ばね空洞）と補助ガスタンク内部容積（減衰室）との間をオリフィス（スロットルバルブ）で接続し、オリフィスを介して空気減衰を行う。この補助ガスタンクは自然周波数を調整する主要な要素の1つである。この制御方法の利点は、機械バルブによる圧力操作（圧力IN/OUT/EXH）、オリフィスまたは速度制御器による流速/流量調整など、低コストのコンポーネント構成によって最大の効果を得ることができることである。

顕微鏡制振台-精密防振プラットフォーム-共焦点顕微鏡制振プラットフォーム技術パラメータ：

• 型式：ATM-1010 L※オプション：ATM-1010 LA（B）
• 外形寸法：1000 W×1040 D×709 Hmm
• 取付板寸法：1000 W×1000 Dmm
• 防振方式：NS空気ばね式防振システム（オートレベリング式）
• 負荷能力：300 kg（低重心均等負荷時）
• 製品重量：200 kg
• 表面加工：磁性ステンレス鋼/ネジM 6-25 XYmm（端面残り25 mm）※オプションでタップなし
• 表面処理：未塗装/ポリウレタンブラック
• 表面構造：鋼製ハニカムサンドイッチ構造
• フレーム：SS製/角パイプ溶接一体構造（膝仕様）/キャスター調整ボルト付き