磁歪式液位計

磁歪式液位計は連続液位、界面測定が可能であり、監視と制御のためのアナログ信号出力の極めて高精度な測定計器を提供する。本製品は電気フロート液位計の全方位置換が可能である。機械的伝達機構がなく、電気フロートよりも信頼性が高い。誘電体密度と温度変化の影響を受けず、真の液位を反映し、正確度は電気フロートより大幅に高い。取り付け、標定には液位の昇降が必要なく、時間と省力が電気フロートより大幅に優れている。価格は電気フロートと同等かそれ以下であり、元の取り付けフロートの位置で磁歪液位計に簡単に交換できる。

一、応用範囲：
1、各種類のタンク区、各種類のタンク、ガソリンスタンド。
2、油水界面及びその他の界面。
3、石油、化学工業、冶金、電力、軽工業、医薬、食品などの生産過程の液位監視。
4、環境保護、汚水処理及び市政工事。
二、製品構成：
基本的な構造は、信号処理を実装した電子変換部品と、ステンレス鋼管内または非磁性材料管内に実装された誘導電子部品とを含む。
三、動作原理：
磁歪液位計は測定管、フロート、電子トランスミッタの3つの部分から構成されている。測定管の外管はステンレス保護管であり、内部は磁歪線である、フロートは測定管に沿って液面の上昇または下降に伴い、フロート内に永久磁石を取り付け、周囲に磁場を形成する、電子トランスミッタは、磁歪線に沿って下向きに伝播する開始パルスと呼ばれる電流パルスをタイミング的に発生させ、下向き運動中にもその周囲に磁場を発生させる。2つの磁場が出会った瞬間にトルクが発生し、磁歪線に作用してリターンパルスを形成する。このパルスは一定の速度で上向きに伝播し、電子トランスミッタに受信される。スタートパルスとリターンパルスの間の時間間隔を測定することで、正確な液面高さを測定することができます。
四、製品特徴：
1、高安定、高信頼、高精度。機械的伝達機構がなく、媒体密度と温度変化の影響を受けず、真の液体位置を反映する。
2、液体位置、測定可能界面も温度と密度を測定することができる。
3、防腐、防爆、長寿命、メンテナンスフリー、ランニングコストが低い。
4、取り付けが便利で、標定が簡単（ボタン操作、液位昇降不要）。
五、技術パラメータ：
レンジ範囲：80-6000（mm）任意
精度：±0.01%または±1 mm
解像度：±0.1 mm
給電電圧：12-24 V DC
出力：アナログ出力：二線方式または三線方式4-20 mA（フィールド表示オプション）
デジタル出力：RS 485
温度検出：1～5個
媒体密度：≧0.4 g/cm 3
媒体温度：常温型―40℃〜100℃、高温型0℃〜280℃
媒体圧力：≦10 MPa
環境条件：温度－20℃～70℃、相対湿度＜95%
ロッド材質：304 SS 316 SS 304 SS＋テトラフルオロスリーブ
防爆レベル：ExiaⅡCT 6
防護レベル：IP 65

下端固定：吸盤、フック、重錘（ケーブル式のみ）。