■概要
ZDRZ電動偏心回転弁(カムたわみ節弁)は、電子式または電動アクチュエータと偏心回転弁からなり、一部のボール弁板が偏心軸心周りに回転して流体を制御する角度ストローク調整弁である。
弁体の回転中心は回転軸と同心ではなく、摩耗を減少させ、使用寿命を延長することができ、弁体後部には導流翼が設けられ、流体の安定した流動に有利で、良好な安定性を有する。次に、流量が大きく、調整可能な範囲が広いなどの特徴がある。
石油、化学工業、電力、冶金、鉄鋼、製紙、医薬、食品、紡績、軽工業などの業界に広く応用されている。
■バルブボディ
型式:偏心回転弁
公称通径:25、40、50、65、80、100、125、150、200、250、300 mm
公称圧力:PN 1.6、4.0、6.4 MPa(注:PN 6.4 MPaはDN 25~150のバルブにのみ使用)
接続型式:フランジ(フランジ標準:JB/T79.1-94、79.2-94など)
材料:鋳鋼(ZG 230-450)、鋳造ステンレス(ZG 1 Cr 18 Ni 9 Ti、ZG 1 Cr 18 Ni 12 Mo 2 Ti)など
上弁カバー:弁体と一体になる-45~+400℃
キャッピングタイプ:ボルトプレスタイプ
フィラー:V型ポリテトラフルオロエチレンフィラー、含浸ポリテトラフルオロエチレン石綿フィラー、石綿紡績フィラー、黒鉛フィラー
■バルブインナアセンブリ
弁体型式:偏心回転弁体(導流翼付き)
材料:鋳造ステンレス鋼(ZG 1 Cr 18 Ni 9 Ti、ZG 1 Cr 18 Ni 12 Mo 2 Ti)
定格ストローク:全開60°
■執行機関
型式:3810 R、PSQ、CH、HQ電子式電動アクチュエータ
入力信号:4-20 mAまたは1-5 V
電源電圧:220 V/50 Hz
周囲温度:-25~+70℃
■バルブ作用型式
電気遮断式(B)、電気開放式(K)
■構造画像