LD電磁流量計はセンサとコンバータの2つの部分から構成されている。それはファラデーの電磁誘導法則に基づいて動作し、導電率が5μS/cmより大きい導電性液体の体積流量を測定するために用いられ、導電性媒体の体積流量を測定する誘導式計器である。一般的な導電性液体の体積流量を測定することができるほか、強酸、強アルカリなどの強腐食性液体とスラリー、鉱漿、パルプなどの均一な液固二相懸濁液体の体積流量を測定することができる。石油、化学工業、冶金、軽紡績、製紙、環境保護、食品などの工業部門及び市政管理、水利建設、河川浚渫などの分野の流量計量に広く応用されている。
計器の特徴
1、測定管内の無抵抗流体、圧力損失はゼロで、塞ぎにくい。
2、電極及び裏地材料を合理的に選択すれば、耐食性、耐摩耗の要求を達成することができる。
3、測定結果は液体の圧力、温度、密度、粘度、導電率(最低導電率より小さくない)などの物理パラメータと基本的に関係がなく、環境の影響を受けないので、測定精度が高く、動作が安定し、信頼性がある。
4、現代アナログ信号変換技術と高性能超大規模集積チップを用いて、信号に対して隔離、フィルタリング、増幅及びデジタル処理を行う。測定結果を正確に表示します。
5、測定値の電源オフ保護及びオーバーレンジ警報機能を有し、センサ内の流体の流れ方向を設置することができ、したがってセンサの取り付けは液体の流れ方向に制限されず、双方向の流れ測定を実現することができる。
6、バックライト付きドットマトリクス式二列流量ディスプレイを採用し、同時に瞬時流量、累積流量を表示し、そして動作状態、パラメータ、計量単位などを表示することができる。
7、電磁流量計のレンジ範囲は広く(最大流量/最小流量)、正常適用範囲は20:1、一般的に30:1以上である。
8、計器配置には多種の出力機能があり、コンピュータ、ユニットと計器を組み合わせてセットにすることができ、印刷、通信、ネットワーク接続の要求を完成することができる。