概要
IHF型化学工業ライニングフッ素ポンプは単段単吸式化学工業遠心ポンプであり、このポンプは国際基準に基づいて非金属ポンプの加工技術を結合して設計生産されている。ポンプ本体、インペラ、ポンプカバーなどの媒体と接触する過流部品はA 3鋼ライニングF 46を採用し、軸封は炭化ケイ素材質の機械密封を採用し、実際の使用により:このポンプは耐食性、老化しない、機械強度が高く、運行が安定しており、構造が先進的で合理的で、密封性能が信頼でき、分解・点検が便利で、使用寿命が長いなどの利点がある。化学工業、製薬、石油、冶金、酸洗、電力、めっき、染料、農薬などの業界に広く適用され、-20℃-+100℃の温度条件下で長期にわたり任意濃度の硫酸、塩酸、酢酸、フッ化水素酸、硝酸、強アルカリ、強酸化剤、有機溶剤、還元剤などの強腐食性媒体を輸送する。FSB型フッ素ポンプ、IH型化学遠心ポンプに代わる新型省エネ製品である。また、IH型ケミカル遠心ポンプとの汎用性と互換性に優れている。
パフォーマンスパラメータの範囲
りゅうりょう3.2~200m3/h
ようてい5~80m
ユーザは、搬送される媒体の腐食の程度に応じて、ポンプの過流部分に対して異なる材質、例えばポリパーフルオロエチレン(F 46)ポリフッ化ビニリデン(PVDF)など。
IHF化学工業ライニングフッ素ポンプモデルの意義説明
例:IHF80-50-200A
IH―国際標準化学工業ポンプ
F:ポンプ過流部の材質(ライニング非金属)
80――ポンプ入口直径(mm)
50――ポンプ出口直径(mm)
200――羽根車の名目直径(mm)
A――インペラ外径第1回切断
IHF型化学工業ライニングフッ素ポンプ構造図
IHF型化学工業ライニングフッ素ポンプの動作性能パラメータ表