排ガス吸収塔の処理原理
その基本原理は気体と液体との接触を利用して、気体中の汚染物を液体中に転送し、それから清浄な気体と汚染された液体を分離して清浄な空気を達成することである。
気流中の「粒状汚染物」が洗浄液と接触した後、液滴や液膜が気流粒子に拡散付着したり、粒子に加湿したりして、重力、慣性力などの作用によって粒子を分離除去する目的を達成します。「ガス状汚染物質」は、乱流、分子拡散などの質量輸送及び化学反応などの現象を利用して洗浄液に輸送され、流入ガスと分離する目的を達成する。洗浄液に化学物質を添加し、吸収方式でガス状臭気物質を制御することができる。
排気ガスは充填式洗浄塔を経由して、採気液は逆吸収方式で処理され、すなわち液体は塔頂から下へ霧状(または小さな水滴)で散布される。排気ガスは塔底(逆流)から気液接触の目的を達成する。この処理方式は、冷却排ガス温度、ガスコンディショニング、及び粒子除去が可能である。さらに霧除去処理を経て大気中に排出される。
「プラズマ法」は、パルス高圧高周波プラズマ電源と歯板放電装置を用いて、高強度、高濃度、高電気エネルギーの活性ラジカルを発生させ、ミリ秒級の時間内に、瞬時に有害排ガス分子に酸化還元反応を行い、排ガス中の汚染物の大部分を二酸化炭素と水及び処理しやすい物質に分解する。プラズマ浄化技術とは、パルスコロナ放電によって発生した高エネルギー電子、電子、イオン、ラジカルと中性粒子が毎秒300万回から3000万回の速度で異臭が発生した分子を繰り返し爆撃し、工業排ガス中の各成分を活性化、イオン化、分解し、酸化させるなど一連の複雑な化学反応を発生させ、プラズマ体内に存在する(OH-、O-2 H+、O 3)が有機ガス分子間の分子結合を直接開き、有害ガスを分解し、最終的にCO 2、H 2 Oなどの無害物質を排出し、同時に発生した大量のマイナスイオンは清新な空気で得る。
機能の特徴
1、浄化効率が高く、同時に多種の汚染物を浄化することができる、
2、設備は防火性能があり、過負荷、漏電、ドアの開閉自動保護を採用する。
3、製品のモジュール化設計製作、設置が簡便で、メンテナンスが便利で、
4、設備の体積が小さく、構造がコンパクトで、技術が成熟して安全で安定している
5、設備投資が少なく、ランニングコストが低く浄化効率が高く、二次汚染の特徴がない
6、外形が美しく、風抵抗が小さく、騒音が低く、耐食性が強く、使用寿命が長い。
適用サイト
電子工業、半導体製造業、PCB製造業、LCD製造業、鉄鋼金属工業、めっき及び金属表面処理工業、酸洗プロセス、染料/製薬/化学工業、脱臭/塩素中和、燃焼排ガスSOx/NOxの除去、その他の水溶性空気汚染塗装職場、インク印刷、塗装職場、化学工業、機械加工、医薬、ゴム、食品、捺染、製紙、醸造などの生産過程で発生する低濃度有機排ガスと無機排ガス。