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FT−QJフロート式潜水ポンプ
一、概要
FT−QJフロート式潜水電気ポンプはQJ井戸用潜水ポンプの改良による揚水設備である。この製品は全ユニットの浮遊水中で作業し、河湖水を地表に抽出し、都市部と農村部の工業・鉱山企業の用水、排水、農業灌漑及び海水条件下での使用などに供する。
このシリーズの潜水電気ポンプは設計が完備し、構造が合理的で、騒音が小さく、寿命が長く、体積が小さく、軽量で、取り付けとメンテナンスが便利で、高効率で、省エネランプの特徴がある。
使用条件:
1.電圧380 V偏差が±5%を超えず、周波数50 Hz偏差が±1%を超えない三相交流電源。
2.モータキャビティ内は蒸留水(または清浄な清水)で満たさなければならない。
3.ポンプの第1級羽根車は少なくとも動水位3 m以下に侵入しなければならず、電気ポンプユニットは静水位以下に侵入して70 mを超えてはならず、モータ底部は井戸底から5 mを下回ってはならない。
4.水温は20°を超えない。
5.水中固形物含有量(質量基準)は0.01%以下である。
6.水の酸塩基度PH値6.5-8.5.
7.水中の硫化水素の含有量は1.5µ/L以下である。
8.水中の塩素イオンの含有量は400㎏/L以下である。
二、型番の意義
1.型番の説明
三、潜水ポンプの選択
1.井戸の理解事項:
潜水ポンプを合理的に選択し、使用するためには、(1)使用条件の各要求を理解する必要があります。(2)深井戸管の内径及び深さ。(3)深井戸の静水位と動水位。(4)深井戸の好ましい湧水量。
2.潜水電動ポンプの揚程を選択する計算:
潜水電気ポンプの羽根車が水中に侵入して動作するため、吸込距離を考慮せず、ポンプの総揚程は:H=H1+H2+V2²/2g+h
式中:H1−ポンプホルダ出口の圧力測定点までの動水位の垂直距離(メートル)、
H2−ポンプホルダ出口における圧力計読取数に102(メートル)を乗じて、(圧力計単位はMPa)、
V2²/2g-ポンプシート出口の圧力測定点における運動エネルギー水頭(メートル)、
h−井戸内レトルトの沿道損失。
四、構造説明
QJシリーズ清水電気ポンプの全ユニットはポンプ作動部分、潜水モーター、管路部分(揚水管、ポンプホルダなどを含む)ケーブルゲートバルブ、制御キャビネットなどから構成されている。ポンプとモータはカップリングを介して直接接続され、水中に潜り込んで動作する。
1.ポンプ作動部はユニットのコアである。インペラ、中ケース、上ケース、ポンプ軸、軸受、吸水節、逆止弁、弁体などの部品から構成されている。
2.潜水モーターは機械の動力源である。ステータ、ロータ、上、下ガイド軸受、スラスト軸受、台座、カップリングフレーム、シール装置などで構成される。(詳細は構造図参照)